ブログ

1月12日に神戸国際展示場で開催された「第6回全国校区・小地域福祉活動サミット in KOBE・ひょうご」に参加してきました。

大会史上最大の参加者3,500名というスケールの大きさ。人の多さに圧倒されながら会場入りしました。

この大会には、全国で活躍する校区・小地域福祉活動の実践者やそれらと協働する専門職等とともに「新しい時代が救われる何か」を生み出すことで、東日本大震災への復興支援や地域社会に蔓延している「閉塞感」「無縁社会」の打破につなげる…とという意志があります。

基調講演には年越し派遣村の村長だった湯浅誠さんが登壇。「校区・小地域活動実践者は隠れた稼ぎ頭」をキーワードに、経済的側面から校区・小地域活動の大切さをお話しいただきました。

さらに、こういった活動にはノウハウ(開けられる引き出し)が必要で、この大会でぜひ引き出しを増やしてほしいとメッセージされました。

軽妙な語り口に説得力を備えた内容。初めてお話を聴きしましたが、非常に感銘を受けました。

神戸市の開催ということもあり、続いては「二つの大震災と地域の未来」とテーマにしたシンポジウム。

被災後、地域や人のつながりをどのように作ってきたかを中心に、防災対策、復興への取り組み、その支援など活発な討議がなされました。登壇者の方々はみなさんパワフル! いろんなできごとがあり、いろんな思いがあり。常にそうという訳ではもちろんないでしょう。しかし、パワー…「元気」と換言してもよいと思いますが、地域や人のつながりを作っていく上で、必要不可欠な要素のひとつだと改めて感じました。

お昼を挟んで、午後からは分科会。16ものテーマの中から私が参加したのは「皆で育もう!”共生社会”」。障がいのある方達が自立して生き生きと暮らせることができる”まち”を目指して地域で活動している方達の実践報告・討議でした。

四者四様の実践報告でしたが、報告者の方々は「地域のあたたかさを知っている」ことが印象に残っています。知ること、知ってもらうこと、伝えることの大切さを再確認しました。

今回学んだことを投影させながら当会の活動に取り組んでいきたいと思います。

また、第7回は三重県開催。規模はさておき、今回同様、いや、それ以上の学びが得られ、また生かせるものに! 今から楽しみです。

2013年01月19日更新

このページの先頭へ戻る

お問い合わせ

お問い合わせは、お電話または
お問い合わせフォームからお願いいたします。

電話番号 059-365-0024 

メールアドレスお問い合わせフォーム